YouTubeを利用していると、動画のおすすめや検索結果に「何か違う」と感じることはありませんか?
もしかすると、その原因はYouTubeの国設定にあるかもしれません。
旅行や引っ越し、または興味のあるコンテンツの幅を広げたいとき、国設定を適切に調整することで、表示される動画の内容が大きく変わることがあります。
でも、YouTubeの国設定をどうやって変更するのかわからない方も多いでしょう。
この記事では、YouTubeの国設定を日本からアメリカに変更する方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
設定を変更することで、より自分に合ったコンテンツにアクセスできるようになります。
この記事を読むことで、これまで見逃していた新しい動画やトレンドに出会えるチャンスが増えるかもしれません。
YouTube国設定の基本
YouTube国設定とは?
YouTubeの国設定とは、ユーザーが住んでいる国や地域に基づいて動画のおすすめや検索結果をカスタマイズする機能です。
この設定によって、YouTubeはユーザーに最適化されたコンテンツを提供することができます。
たとえば、日本に設定している場合、日本語のコンテンツや日本国内のトレンドに基づいた動画が優先的に表示されます。
言語設定との関係
多くの方が混同しがちなのが、言語設定との違いです。
言語設定は、YouTubeのインターフェースや字幕、メニュー表示に使用される言語を指定するものです。
一方、国設定は主に表示されるコンテンツの地域性を制御します。
例えば、言語を英語に設定しても、国が日本に設定されている場合、日本のトレンドやおすすめが優先されることになります。
YouTubeの言語設定については、こちらで解説しています。
⇒【YouTubeをもっと楽しもう!】YouTube言語設定を日本語から英語に変更する方法を解説!
国設定の適用範囲(アプリ、ウェブ、字幕など)
国設定は、YouTubeを利用するプラットフォーム(ウェブブラウザ、スマートフォンアプリなど)や、ログインの有無にかかわらず適用されます。
また、動画の字幕表示にも影響を与えることがあります。
たとえば、国設定がアメリカの場合、英語の字幕がデフォルトで表示されることが多いです。
ログイン状態による国設定の違い
ログインしている状態
YouTubeにログインしている状態で国設定を変更すると、その設定はアカウントに紐づけられ、どのデバイスからアクセスしても同じ国設定が適用されます。
これにより、複数のデバイスを使用する際でも、一貫した動画体験を得ることができます。
ログインしていない状態
ログインしていない状態で国設定を変更すると、その設定はデバイスごとに適用されます。
つまり、パソコンとスマートフォンで異なる国設定を行うことが可能です。
しかし、デバイス間で一貫性がないため、利用するたびに設定を確認する手間が発生する可能性があります。
YouTubeの国設定変更のメリットとデメリット
YouTubeの国設定を日本からアメリカに変更することで、得られるメリットとデメリットがあります。
これを理解して、自分にとって最適な設定を選ぶことが重要です。
メリット
- 英語学習への活用できる
- 海外のトレンドやカルチャーに触れることができる
- おすすめコンテンツの最適化される
英語学習への活用できる
国設定をアメリカに変更することで、英語の動画やコンテンツが優先的に表示されるようになります。
これにより、自然と英語に触れる機会が増え、リスニング力や語彙力の向上に繋がります。
英語学習を目指している方にとっては、英語環境を日常的に取り入れる絶好の手段となります。
海外のトレンドやカルチャーに触れることができる
アメリカの国設定に変更することで、現地の最新トレンドや文化に触れることができます。
アメリカで話題の動画や、現地の人気YouTuberのコンテンツが目に入りやすくなるため、グローバルな視点を持つことができます。
特に、ビジネスやマーケティング、エンターテインメント業界に関わる方にとって、現地のトレンドを知ることは非常に有益です。
おすすめコンテンツの最適化
YouTubeはユーザーの視聴履歴や国設定に基づいて、おすすめコンテンツを最適化します。
アメリカに国設定を変更することで、英語圏向けのコンテンツが優先的に表示されるようになるため、自分の興味やニーズに合った動画を見つけやすくなります。
デメリット
- 日本語のコンテンツが表示されにくくなる
- 操作性が低下する
日本語のコンテンツが表示されにくくなる
国設定をアメリカに変更すると、日本のトレンドや日本語のコンテンツが表示されにくくなるデメリットがあります。
これにより、日本国内のニュースや文化に関する情報を見逃してしまう可能性があります。
特に、海外のトレンドと日本のトレンドを両方チェックしたい方にとっては、不便に感じる可能性があります。
操作性が低下する
アメリカに国設定を変更することで、YouTubeのインターフェースやおすすめコンテンツが英語主体になります。
英語に不慣れな方にとっては、操作性が低下し、使いにくさを感じるかもしれません。
また、動画の字幕設定が英語に切り替わることもあるため、日本語字幕を使用していた方には不便です。
国設定を日本からアメリカに変更する方法
ブラウザでの設定方法
YouTube右上のプロフィールアイコンをクリックし、「場所:日本」をクリックします。
国一覧が表示されるので、「アメリカ」を選択します。
アプリ(iphone)での設定方法
YouTubeアプリを開き、右下の「マイページ」タブをクリックします。
右上の歯車マークをタップ。
「全般」をタップします。
「国/地域」をタップします。
国一覧が表示されるので、「米国」を選択します。
国設定を日本に戻す方法
国設定を日本に戻す方法は、上記と同様の手順で行えます。
ブラウザでの設定方法
YouTube右上のプロフィールアイコンをクリックし、「場所:アメリカ」をクリックします。
国一覧が表示されるので、「日本」を選択します。
アプリ(iphone)での設定方法
YouTubeアプリを開き、右下の「マイページ」タブをクリックします。
右上の歯車マークをタップ。
「全般」をタップします。
「国/地域」をタップします。
国一覧が表示されるので、「米国」を選択します。
国設定が勝手に変わる原因
IPアドレスに基づく自動設定
YouTubeは、ユーザーのIPアドレスを基に自動的に国設定を調整する場合があります。
例えば、VPNを使用している場合、接続先のサーバーの所在地に基づいてYouTubeの国設定が変わることがあります。
これにより、意図しない国のコンテンツが表示されることがあります。
Googleアカウントの設定
Googleアカウント自体に設定されている言語や地域も、YouTubeの表示内容に影響を与えることがあります。
Googleアカウントの「個人情報」セクションで設定されている地域情報が、YouTubeに引き継がれることで、意図しない国設定が反映されることがあります。
クッキーの削除
ブラウザのクッキーを削除すると、YouTubeに保存されていた設定がリセットされる場合があります。
これにより、国設定も初期化され、再度自動的に設定されることがあります。
このような場合は、再度手動で国設定を変更する必要があります。
Q&A
国設定を日本に戻すにはどうすればいい?
ブラウザの場合、YouTubeにアクセスしてアカウントアイコンをクリックし、国設定から日本語を選びます。
iPhoneアプリの場合、マイページをタップし、歯車マーク ⇒ 全般 ⇒ 国/地域 から日本を選択します。
国設定を頻繁に変更することにデメリットはありますか?
頻繁に国設定を変更することで、おすすめ動画が安定しない、使用する言語が変わることで操作がしづらくなるなどのデメリットがあります。
また、広告も設定ごとに異なるため、場合によっては表示される広告の内容が大きく変わることもあります。
国設定を変更しても言語が変わらないのはなぜですか?
国設定と表示言語は別々に管理されています。国設定は地域コンテンツの表示に影響し、言語設定はYouTubeのインターフェースの言語に影響します。
まとめ
この記事では、YouTubeの国設定を日本からアメリカに変更する方法を、初心者の方にもわかりやすく解説しました。
YouTubeの国設定を変更することで、視聴体験は大きく変わります。
特に、海外のコンテンツに興味がある方や、英語学習を目的としている方にとっては、設定をアメリカに変更することで新たな発見が増えるでしょう。
しかし、日本のコンテンツが表示されにくくなるなどのデメリットもあるため、使用する際にはこれらを考慮して自分に合った設定を選ぶことが重要です。
設定の変更方法は非常に簡単で、数ステップで完了します。
また、設定が意図せず変わってしまう原因についても理解しておけば、トラブルシューティングが容易になります。
最終的には、YouTubeの国設定を効率的に活用することで、自分に最適な動画コンテンツを楽しむことができます。
日々の視聴体験をより充実させるために、この記事を参考に国設定を見直してみてはいかがでしょうか。